ひょんなことから、銀行からファイナンスチェックを受けることになって、保険や貯金に関するアドバイスを受けた。

そういう案内いらないよってしたつもりだったものの、タダでやってくれるようだし、少し気になることもあったので、アドバイスをきくことにした。
その中でアドバイスを受けたものの一つが、Vermögenswirksame Leistungというものである。
説明をきいても、いまいちパッとしないというか、ポカーンだったものの、要は財形貯蓄だなと思った。まとめると以下のようになる。
  1. 最低7年間の運用が必要。
    途中で止めることも可能だが、手数料あり。7年を経過すればいつでも取り出せる。
  2. 月40€を貯蓄していく仕組み。雇い主がいくらか払ってくれる場合は、その額との差分を自分が払う。
    雇い主が20€出してくれる場合は残りの20€を自分が払う。
  3. 住宅財形のように住宅関連にしか使えないBausparvertragと一般財形のように用途は何でもよいというFonds(投資信託やね)の2種類があるらしい。
  4. Bausparvertragは戸建てや集合住宅の購入やキッチンの工事など住宅関連にのみ使えるもの。
    細かい説明に関しては正直よく理解していないものの、住宅にのみ使うということでかなり利率のいいものになっている。
  5. Fonds(なんか違う言い方をされていたが覚えていない)の用途は特に限定されていない。旅行でも車でも好きなものに使っていいとのこと。
    説明をきいていて完全に投資信託だなと思った。
    申込者の拠出金で運用会社が世界中の様々な株を運用するというもの。
    Fondsの口座管理費、運用管理費、登録料というものが別途かかる。
    株取引の仕様上、元金よりも減ることもあり得るというところの理解が必要。また、今回説明をきいたところでは、四段階の危険度の商品からどれかを選ぶことになる。
  6. 運用の途中で職場が変わった場合、雇い主にVermögenswirksame Leistungについていくら出してくれるのか確認して設定を変更してもらうこととなる。
    もし雇い主が全く払ってくれない場合は、一度停止してもらうか自分で40€全額払うこととして継続することが可能。
  7. ちなみにどちらか一方だけではなくて、希望すれば両方を申し込むことも可能。
当初話をきいたときには、いつかドイツで家を買う気はあるの? ということだった。長くいたいし買いたいとも思うけど、賃貸でもいいかなとも思っていたので迷うところではあった。
そんな中で別のものもあることを紹介されたのでそっちに飛びついてしまった。
月40€だと年480€。年間5万円ぐらいだし多少増えようが減ろうがただただ銀行に預けているだけよりは楽しいかなと思ったのが主な申し込み動機かな。
さてさて、どうなることやら。

投稿者 MurakamiTasuku

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